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紫陽花![]() 梅雨になるとよく目にする、紫陽花。しとしと降る雨に濡れて咲く花は青、紫、桃色がふんわりと混ざり合い、雨の日特有の霞がかったような空気の中でとても幻想的です。
そんな紫陽花ですが、花の色によって花言葉が大きく変わるってご存知でしたか?最近では、そのポジティブな花言葉から、プレゼントや結婚式の演出に人気がある色もあるそうです。 紫陽花の色のもとは、アントシアニンという色素なのですが、真っ白な紫陽花にはこの色素がないため、土壌の影響を受けず白く咲くそうです。 日本でよく目にする、青い色の紫陽花。紫陽花の色は、土壌のpH値によって決まるといわれており、日本の土壌は弱酸性であることが多いため、青〜青紫の紫陽花になりやすいそうです。 青い紫陽花の花言葉は、『冷淡』『無情』『辛抱強い愛情』など。雨に耐えて咲く姿から、そんなイメージが連想されるのかもしれません。 白い紫陽花の花言葉は『寛容』。パートナーと認め合う意味を込めて、結婚式の装飾にも人気がある花言葉です。 ヨーロッパなどの雨が少ない地域の、アルカリ性の土壌でよくみられるのが、鮮やかなピンクの紫陽花。 このピンクの紫陽花の花言葉は、『元気な女性』『強い愛情』など。母の日のプレゼントには、ピンク色の紫陽花が人気です。長寿のお祝いなどには、紅白の紫陽花をセットで贈る…というのも粋ですね。 道端でひっそりと佇む、緑色の紫陽花を見かけたことはありませんか。これまでご紹介した色に比べると主張の少ない色味ですが、その分洗練されて美しい雰囲気の紫陽花は「アナベル」とも呼ばれます。 「アメリカアジサイ」、「セイヨウアジサイ」とも呼ばれ、日本の紫陽花に比べて葉が少なく丸みを帯びた可愛らしいフォルムが特徴。 咲き始めは緑、やがて夏が近づくと白へと変化していくので、長くたのしめる品種の紫陽花です。 この緑色の紫陽花(アナベル)の花言葉は「ひたむきな愛」「辛抱強い愛情」。色を変化させながら咲き誇る様を由来しての花言葉でしょうか。シンプルでほかの色味とも合わせやすく、贈り物にもぴったりな花言葉の品種です。 紫陽花には、さまざまな色があること、また咲いた時からずっと同じ色なのではなく、根から吸う成分によって咲いている間にも色が変わることから、『移り気』『浮気』『変節』という花言葉があります。 一方で『和気あいあい』『家族』『団欒』など、ポジティブな花言葉もあります。これは、小さな花が集まって咲いているようにみえることが由来といわれています。紫陽花は、家族いつまでも仲良くいたい、という気持ちを込めて贈るのにもぴったりなお花です。 紫陽花を贈りたい相手やシチュエーションに合わせて、紫陽花の色を選ぶのもおすすめ。紫陽花をきっかけに会話も弾みそうです。 参考リンク
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