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団塊世代 Posted by nakama-jimu on 20.02.12 22:12
団塊世代とは、日本において、第一次ベビーブームが起きた時期に生まれた世代を言います。焼け跡世代の次の世代に当たり、第二次世界大戦直後の1947年(昭和22年)~1949年(昭和24年)に生まれて、文化的な面や思想的な面で共通している戦後世代のことです。
団塊世代が生まれる前は戦中戦後直後であったので、出産を先送る傾向にありました。その反動だけではなく、第二次世界大戦の終結に伴って大正世代の若い男性が復員し、1940年代後半に婚姻をする男性が増加しました。1948年(昭和23年)までは、一部の例外(強姦・姦通)を除き、一般的に産婦人科での避妊・中絶・不妊手術などの行為は、刑法で堕胎罪となり禁止されていましたが、1948年(昭和23年)に優生保護法によって限定的に容認し、さらに翌年の1949年(昭和24年)に同法は改正されて、「経済的な理由」での中絶も容認することになったため、出生率の増大に歯止めがかかり、1950年(昭和25年)以降は出生率が低下していきました。さらに戦後、結核など伝染病の予防法・治療法が確立されたことで青少年期における死亡リスクが低下し多産の必要性がなくなったことも、1950年代以降に出生率が低下した要因の一つです。団塊の世代の母親までは、産婆による出産が主流でしたが、昭和30年代には産婦人科医療による出産が主流となりました。 このため日本においては、1947年(昭和22年)から1949年(昭和24年)の3 年間に生まれた人口が突出することとなりました。団塊世代という用語は堺屋太一の小説、「団塊の世代 (小説)」に由来してます。 参考リンク
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